とうがらしとは?
分類
とうがらし(唐辛子)は、ナス科トウガラシ属の植物です。
なす?って思うかもしれませんが、分類上はナス科(Solanaceae)に属します。
ナス科の植物は他に、なす、トマト、じゃがいもなどがあります。
ピーマンもナス科ですが、ピーマンはとうがらしの同種です。
原産地
とうがらしの原産地は中南米と考えられています。
呼び方
とうがらしは実に多数の呼び方があります。日本ではとうがらし、漢字では唐辛子。また、とんがらしとも呼ばれています。
英語圏では、ペッパー(Pepper)、レッドペッパー(Red pepper)、ホットペッパー(Hot pepper)、スウィートペッパー(Sweet pepper)、グリーンペッパー(Green pepper)、チリペッパー(Chili pepper)、チリ(Chili)、チレ(Chile)、カプシカム(Capsicum pepper)、カイエン(Cayenne)、パプリカ(Paprika)などと呼ばれています。
他にはスペインではアヒ(Aji)、イタリアではペペロンチーノ(Peperoncini)など、地域によって様々です。
栽培
とうがらしは熱帯地方では多年草ですが、日本では一年草です。
一年草とは、春から秋にかけて栽培され、年内に枯死する植物を いいます。逆に多年草は、一年では枯れずに残る植物です。
とうがらしの栽培は一定以上の気温が必要なため、日本の冬場には 絶えられず、枯れてしまいます。そのため、日本での栽培は春ごろ 種をまき秋ごろ収穫になります。
種類
とうがらしは、実は数百種類、あるいは数千種類と、大変たくさんの品種があります。
日本のとうがらしは、鷹のつめやししとう、島とうがらしなど。
世界にはハバネロ(Habanero)、ハラペーニョ(jarapeno)などあります。